水彩画を描くときに、無くてはならないのが水彩筆です。
この水彩筆も、種類が沢山あってどれにしようか迷いますよね。
今回はそんな中から和筆『羊毛・馬胴毛の彩色筆』を
以下の5項目で試してみました。
①たっぷり筆に絵の具を含ませて、一筆でどのくらい描けるか
②一筆でどのくらい平塗り出来るか
③どのくらい太く描けるか
④どのくらい細く描けるか
⑤一筆で細い線太い線を描く
ぜひ、水彩筆選びの参考にしてみてくださいね！
彩色筆とは
日本画で使われる筆で、広い面を塗ることが出来ます。水の含みがよく、柔らかい描写に向いています。
実際に羊毛・馬胴毛の彩色筆を試してみました！
今回使ってみたのは、ホルベインの羊毛・馬胴毛の彩色筆8号です。
筆全体の長さは約21.8㎝です。持った時は軽く、軸の直径は約1㎝と少し太めです。
水彩紙はマルマン社のヴィフアール荒目のF3を使用しています。
①たっぷり筆に絵の具を含ませて、一筆でどのくらい描けるか
かなり描けました。段々とかすれてくる感じです。
②一筆でどのくらい平塗り出来るか
一筆でかなり描けますが、今回は水彩紙のスペースがなくなってしまいました…。
③どのくらい太く描けるか
2.5㎝くらいの太さで、線が描けました。
④どのくらい細く描けるか
1㎜くらいの細さで、線が描けました。
⑤一筆で細い線太い線を描く
細い線から太い線と幅広く描くことが出来ます。
まとめ
筆を濡らした時、筆先がかなり柔らかい感じになります。意外と使い勝手が良い筆です。一筆で描いた時も小さくグラデーションのようになって、柔らかい印象になります。また細い線も太い線も描けますし、広い面を塗ること出来ます。これ1本で、かなり描けますね。
日本画用として使われる彩色筆ですが、水彩画にも十分使えます。
何より値段が、手頃なのも良いですね♪