透明水彩絵の具の種類も色々あって、どれにしようかと迷いますよね。
今回は、私が今まで使ったことのある透明水彩絵の具のレビューを紹介します。
使う時の参考にしてみてくださいね!
試した透明水彩絵の具のレビュー
ホルベイン
ホルベイン工業株式会社から出ています。画材店などでよく見かける絵の具です。パッケージも赤なのでよく目立ちます。プロやアマの水彩画家さんで使っている方が多いです。
◎長所
絵の具ののびが良いです。濃い色も薄い色もしっとりとした感じが残り、乾いた後も綺麗です。
△短所
とくにありません。
クサカベ
株式会社クサカベから出ています。画材店などでよく見かける絵の具です。パッケージが緑なのでよく目立ちます。
◎長所
さらりとした感じで、透明感があり綺麗です。
△短所
とくにないですが、塗っている時に少し乾きやすいのと、パレットに出して乾かしたあと絵の具が取れやすいです。
サクラクレパス
株式会社サクラクレパスから出ています。学童用の半透明水彩絵の具で有名ですが、透明水彩絵の具も出しています。
◎長所
淡く薄い色が綺麗です。12色セットの中で価格が一番安いです。
△短所
濃い色が乾いた時に、表面が少しボソボソします。パレットに出して乾かしたあと絵の具がひび割れ、水に溶けにくくなります。
透明水彩絵の具3種類の感想
上記3種類の透明水彩絵の具を試した私の感想では、ホルベインとクサカベの2種類の使用感はほぼ違いがありませんでした。
12色セットとしては、クサカベの方が鮮やかなセットになっています。ローズマダー、サップグリーン、ウルトラマリンライトが明るく鮮やかです。
ホルベインはやや深みあるセットになっています。クリムソンレーキーとコバルトブルーヒューは深い色で少し暗さがありますね。
どちらを選ぶかは、パッケージが好みや好きな画家さんが使っている…など気軽な感じでも良いと思います。
ホルベインは参考書で使用してる本が多くありますし、クサカベは和彩のセットがあったりしてそれぞれに良いところがあります。
サクラは、淡く薄い色が綺麗に出ますし、12色セットで一番安いので安く買いたい人におすすめします。絵はがきなど少し色をつけたいと思ってる人には、とても良い透明水彩絵の具です。
しかし、12色セットを買うともれなく白色と黒色が付いてきます。透明水彩では、この2色はほとんど使うことがありません。近くに画材店などがある方は、バラ売りの絵の具をそれぞれに集めた方が安くすむこともあります。
でも、お手軽で手間がかからないのはセットですが…。
初心者の方で、参考書など見て学びたいと思っている方には、ホルベインの透明水彩絵の具をおすすめします♪