絵の具や筆、パレットとともになくてはならないものが筆洗です。
これは筆に水をつけたり、絵の具のついた筆を洗うためのものです。
綺麗な水を入れておく用、絵の具を洗い落とす用、として筆洗の中の仕切りが2つ以上あるものが便利です。
筆洗と言っても、お馴染みの黄色いバケツの他にも色々と種類があります。
今回は、筆洗の種類と初心者におすすめの筆洗を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
筆洗の種類
バケツタイプの筆洗
よく見かける丸いバケツタイプの筆洗です。黄色や白色などがあります。中の仕切りが4つ、3つに分かれているものが多いです。
角型タイプの筆洗
正方形や長方形の縦長タイプの筆洗です。中の仕切りは4つ、3つに分かれています。
携帯用の筆洗
ジャバラ式や折りたたみができるビニール製のバケツ、3つに分かれていて1つに重ねて収納できる筆洗などがあります。
身近にあるもので代用する筆洗
ガラスのコップや瓶
家にある使っていないガラスのコップや瓶が、筆洗として使えます。
透明な容器はどのくらい水の量が入っているか一目瞭然なので、筆の先っぽに水を少しだけつけたい時などに便利です。
プラスチック製の容器
家にあるものや、惣菜の容器も洗って綺麗にした後で筆洗として使えます。
意外に便利なのが、蓋つきのものです。今日はここまでにしてまた明日…と作業を中断する時に、そのまま蓋をして置いておけます。こぼれる心配もありませんし、埃も入りません。毎回洗うのが面倒くさい…という、ものぐささんにおすすめです(笑)
ペットボトル
半分くらいの位置で、ハサミやカッターなどで切って下半分が筆洗として使えます。ただ切り口がギザギザしていますので、手を傷付けないように気を付けましょう。
牛乳パック
半分くらいの位置で切って使います。500mlのパックでしたら、切らずにそのまま使うこともできます。
ホチキスなどで、牛乳パック同士をとめるとお手製の筆洗もできます♪
バケツ
大きいバケツも筆洗として使えます。この場合は作品が大きめで、大量の水を使うときに便利です。プロの方では、バケツからお皿に水を取ってそのまま水彩紙に散らす方もいます。大作のとき以外は、場所を取るので使う必要はないかと思います。
初心者におすすめの筆洗とは?
初心者の方には、お馴染みのバケツタイプか長方形タイプの筆洗がおすすめです。
身近にある文房具屋やスーパーなど、バケツタイプは100円均一ショップですぐ買うことができます。
また、絵はがきなど小さめの作品を描こうと思っている方には、携帯用筆洗がおすすめです。これなら野外にも持って行くことができます。
筆洗は、買わなくても身近なもので済ますこともできるので、
自分の用途に合った筆洗を選んで、楽しく気軽に水彩を始めてみましょう♪