今回は、身近な野菜であるキュウリをモチーフにします。
スーパーや八百屋さんなどで、よく見かけるお馴染みの野菜ですね。お店には一年中置いてあるキュウリですが、旬な時期は夏です。シャキッとした食感、みずみずしくてとても美味しいですね。
そんなキュウリは、夏のお便りにもぴったりです。
にじみを使って、3色で描く方法を紹介します。
気軽にキュウリを描いてみましょう♪
ぜひ参考にしてみてくださいね。
キュウリとは
ウリ科でつる性の一年草です。普段食べてるものは未成熟な果実です。和名は胡瓜と書きます。水分が95%と多く、栄養素はほとんどありませんが、サラダや漬物、炒め物などに使われている身近な食べ物です。
透明水彩で実際にキュウリを描いてみよう!
キュウリを描くときの特徴
- 緑色、黄緑色
- 細長い
- トゲトゲがある
簡単に描けるキュウリの形は、
細長い線やひらがなの『く』や『し』の形で描けます。頭の方に茎を、また、お尻の方を少し太めに描くと良いでしょう。
下図の形を参考にしてみてくださいね。
透明水彩絵の具は、ホルベインの透明水彩絵の具を使います。
使う絵の具の色は、
●パーマネントイエローライト
●ビリジャンヒュー
●プルシャンブルー
以上の3色を使います。
では、気軽に描いてみましょう!
キュウリを簡単に描く方法
①パーマネントイエローライト・ビリジャンヒュー・プルシャンブルーをたっぷり溶いておきます。
パーマネントイエローライト・ビリジャンヒューを混ぜて、簡単に描けるキュウリの形を描きます。影を置く方に少し濃いめに色をにじませておきます。
②乾いてから、①で使ったパーマネントイエローライト・ビリジャンヒューにプルシャンブルーを混ぜて濃くします。キュウリに細い線を描いていきます。
少し濃いめのプルシャンブルーで地面の影を描きます。
③乾いてから、さらにキュウリに影を入れたり、トゲである点々を描き足して完成です!
水彩紙はマルマン社のヴィフアール荒目を使用しています。
下の写真は、また別の形で描いてみたキュウリです。
こちらでは、キュウリの左側を水を含ませた筆で少しぼかしています。
3色で、キュウリが描けました!
ポイントは、影が付く方を濃いめにすると立体感が出ます。またキュウリに縦線を入れたり点々を描いてトゲを入れると、さらに良いです。
キュウリは、細長く緑色・黄緑色だと結構キュウリに見えるので、気軽にどんどん試し描きしましょう♪
色々なキュウリを描いてみよう!
輪郭がぼんやりとした感じに描いた左から2番目、これでもキュウリに見えますね。
①パーマネントイエローとプルシャンブルーの2色で描きました。ピクルスのような色合いのキュウリになります。
②影色に紫色を入れて描きました。
③ビリジャンヒューとプルシャンブルーの2色で描きました。
ビリジャンヒューの1色だけでも簡単に描くことが出来ますし、自分の好きな色のキュウリ・好きな形のキュウリをみつけてみてください。
ぜひ気軽に色んなキュウリを描いてみてくださいね!